スペイン語の赤毛のアン
私のスペイン語
スペイン語はHola!(こんにちは)Adios!(さようなら)ぐらいしか知りませんでした。ある日、スペインバルに興味をもったことから、バルではせめて自分の食べたいものを注文できるぐらいの会話はしたいと思って覚えた言葉が、アン本の中に出てきて、ほんの少しだけスペイン語のアンが身近となりました。例えば、ワインの赤や白が赤毛や歓喜の白路の単語を拾い出し、Vino Tinto Por favor(赤ワインお願いします)のPor favorがコーデリアと呼んで下さい。という言葉を拾い出してきて、スペイン語の活字を追うのが楽しくなりました。
スペイン語のアン言葉
スペイン語の名詞には女性名詞と男性名詞があります。名詞の語尾がaなら女性名詞、oなら男性名詞です。例外については一つひとつ覚えないといけません。
Green Gables(グリーンゲイブルス)
La de Tejas Verdes
Lake of Shining Waters(輝く湖水)
El Lago de las Aguas Refulgentes
White Way of Delight(歓喜の白路)
El Blanco Camino Encantado
Lover's Lane(恋人の小径)
El Sendero de los Amantes
Haunted Wood(お化けの森)
El Bosque Embrujado
作者L.M.モンゴメリ憧れのスペイン
アンの物語をはじめモンゴメリの作品には、しばしばスペインのお城が登場します。
アンは縫物をそばにおいて小さなテーブルのそばにすわり、手を膝の上で組み合わせたまま火の中の絵をたどっていた─夢のような小塔に月光に照らされた雲や夕日の砂州を突き抜けているスペインのお城…….....「アンの夢の家(第29章)」新潮社
君にアルハンブラを見せたいんだ─たぶん、君の夢の青い城に最も近いものじゃないかな。青い城(第43章) 」篠崎書林
アヴォンリーはある程度までキャベンディッシュのことです。しかし「歓喜の白路」「ウィローミーア」そして「すみれの谷」はスペインにあるお城と荘園から採ったものです。「険しい道:モンゴメリ自叙伝 」篠崎書林
アルハンブラ物語
“この本の表紙を開けるたびに、わたしはいつも奇妙な胸のときめきを覚えます。まるで魔法の玄関に踏み入れたとたん、背後で扉が閉まり、この散文的な現実世界を閉め出し、《夢の実現する国》に閉じこめられたような気がするのです。いつの日か、アルハンブラ宮殿(スペイン・グラナダ)を訪れるというのが、心からの望みです。でも─それは賢明なことかしら?実物の宮殿が本当に、アーヴィングの本にあるような妖精の城なのかしら─理想を失って、その分だけ貧しい気持ちになるのではないかしら、と思うのです。”「モンゴメリ書簡集」篠崎書林
My tavel photo
スペインは1993年にツアーで、マドリード・バルセロナ・アンダルシア・グラナダ等、ひとととおり観光しましたが、バルのはしごに憧れて、20年ぶりにバルセロナに一人旅に出かけました。一人ですから料理のシェアができませんので、注文しすぎないよう、また、ひとつでもバルを多く回るため、バルのはしごを正午から始めました。日本と違って、グラスが大きくて飲む量も必然と多くなってしまうのですが、それでもカウンターでUna cerveza ,por favorと言うのが楽しくて、ピンチョを指さしpor favorするのが楽しくて、最後はノンアルコール、チュロスやホットチョコラーテにメニューを代えて、時間が許す限り、バルのはしごを楽しみました。
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